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【徹底比較】ソラシドエア vs スカイマーク どっちを選ぶべきか?

旅行
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格安航空会社(LCC)以外の選択肢を取るとすると、JALとANAが圧倒的知名度をもっていますが、高コスパを誇る「ソラシドエア」と「スカイマーク」のどちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、両社を実際に利用した経験をもとに、料金、サービス、路線、機内設備など様々な角度から徹底比較しました。

結論から言うと、多くの面で非常に似通っておりどちらも安心して利用できる航空会社です。
発着時間と価格を考慮して、片道ごとに航空会社を選ぶのがおすすめです。

それではその理由を解説していきます。

ソラシドエアは九州を拠点とする地方航空会社として堅実な運営を行っていますが、保有機材や従業員数ではスカイマークが上回っています。

一方で、両社ともANAが一定の出資をしており、運航体制や安全管理の面では信頼性が高い点が共通しています。

機材数が多く路線も広いスカイマークに対し、ソラシドエアは地域密着型の強みで差別化を図っているのが特徴です。

設立:1997年(スカイネットアジア航空として)
本社:宮崎県宮崎市
主要株主:共同持株会社にANAが15.31%出資
保有機材数:ボーイング737-800(14機 ・2019年10月現在)
就航地:11都市
従業員数:949人(2023年3月31日現在)

設立:1996年
本社:東京都大田区
主要株主:ANAが13.24%出資
保有機材数:ボーイング737-800(29機・2024年4月現在)機材更新予定あり
就航地:14都市
従業員数:2,470名(2024年3月31日現在)

2025年6月現在、両社の競合路線は以下のとおりです。

  • 東京(羽田)-沖縄(那覇)
  • 東京(羽田)-鹿児島
  • 名古屋(中部)-沖縄(那覇)
  • 名古屋(中部)-鹿児島
  • 神戸-沖縄(那覇)
  • 神戸-鹿児島
  • 福岡-沖縄(那覇)

スカイマークは全国に就航していますが、ソラシドエアは九州・沖縄エリアに就航しているので、
競合路線は九州・沖縄エリアとなります。

競合路線における片道料金比較をしてみましたが、基本的にほとんど差はありません。
時間も含めて、より便利な方を検討するのがベストです。

両社とも往復割引を設けていないため、時間と運賃を考慮した上で往路と復路で航空会社を変えるのもおすすめです。

両社とも基本的には公式サイトからの予約が最安となるため、希望の日程で実際に検索してみるのをおすすめします。

同日における比較例は以下の通りです。

ソラシドエアは「バーゲン75」
スカイマークは「いま得」
が最安値となりますので、両方チェックしましょう!

ソラシドエアの検索結果

スカイマークの検索結果

スカイマークについては、パック予約サイト「ニーズツアー」でキャッシュバックキャンペーンをおこなっているのでおすすめです↓

・座席指定料金
両社ともLCCではないため、座席指定料金はかかりません

・受託荷物料金
両社ともLCCではないため、受託荷物料金はかかりません
 サイズのみ若干規定が異なります。

航空会社ソラシドエアスカイマーク
受託荷物
サイズ3辺の和が203cm以内50cm×60cm×120cm以内
重量20kg以内20kg以内
個数合計20kgまで無制限合計20kgまで無制限

・航空券キャンセル費用保険
⇒任意加入。名称は異なるが、どちらも基本的に保険内容・金額(1席500円)は同じ。
 ソラシドエア「ソラシド あんしん保険」
 スカイマーク「スカイマーク推し活おうえん保険」

  • 座席仕様:ボーイング737-800の標準的な座席配置 
         (シートピッチ平均81cm、シート幅48cm)
  • 機内WiFi:機内でのWi-Fiサービスの提供は行っていない。
  • 電源設備:USBポートによる給電が可能
  • 座席仕様:ボーイング737-800の標準的な座席配置
         (シートピッチ約79cm、シート幅記載なし)
  • 機内WiFi:機内でのWi-Fiサービスの提供は行っていない。
         新型機では導入の報道あり。
  • 電源設備:コンセントによる給電が可能(一部機材を除くと記載あり。)

⇒スカイマークの新型機でWiFiが導入されるのは、朗報ですが全ての路線に配備されるわけではないので、使えたらラッキーくらいの気持ちで!

  • ドリンクサービス:UCCコーヒー、お~いお茶、果汁100%アップル、アゴユズスープ 
         
  • 貸出品:ブランケット、クッション、絵本、おもちゃ
         
  • ドリンクサービス:UCCコーヒー、さしま茶、ミニッツメイドアップル100%、宮城蔵王天然水
         
  • 貸出品:ブランケット、絵本・ぬり絵セット
         

⇒両社とも機内サービスに大きな差はありません。

  • ANAグループが筆頭株主(出資比率約15%)で、ANAとのコードシェア便も運航。
         
  • 安定した経営基盤を持ち、リスク分散された運航体制が特長。
  • 機材は全機ボーイング737-800で統一(14機、2024年時点)し、整備の一貫性も高い。
  • 機材トラブルによる大きな事故・重大インシデントの報告はない。
         
  • ANAが約13%出資しているが、独立性の高い経営。
         
  • 2015年に経営破綻経験あり(その後再建済)。
  • 保有機材もすべてボーイング737-800で統一されている。2025年以降、新機材の導入予定で統一はされなくなる見込み。
  • 機材トラブルによる大きな事故・重大インシデントの報告はない。
         

⇒両社とも日本の航空法に基づく厳格な安全基準をクリアしており、安心してご利用いただけます。

特定本邦航空運送事業者に関する航空輸送サービスに係る情報公開(令和5年4月~令和5年6月)よると、
遅延率・欠航率の数値で両社ともJALとANAを下回る優秀な数値を出していますが、特にスカイマークの低さが目立ちます。

航空会社ソラシドエアスカイマークJAL ANA
遅延率8.1%6.3%11.2%12.8%
欠航率0.9%0.7%1.1%0.9%

入会費・年会費無料
 WEB専用で、個人登録のみで利用可能です。

・搭乗マイル加算
 運賃に応じて搭乗ごとにマイルが貯まる。

・特典航空券への交換
 貯まったマイルは、自分用の航空券に交換可能です。

事後登録制度
 搭乗後2日後以降180日以内なら、WEBでマイル事後登録が可能です。

マイレージサービスなし


今後も、旅行に行く予定があるなど、定期的に搭乗する予定がある方は、ソラシドエアがおすすめです。
特に、家族や友人とマイレージを共有できるマイルプーリング(共有)機能が魅力です。
マイレージが有名なJALやANAでも同様のサービスはやっておらず、家族旅行などの方は効率的にマイルをためることができます。

ソラシドエアとスカイマークは、機内サービス・受託手荷物・座席指定など多くの面で非常に似通っており、「基本的にはどちらを選んでも大きな差はない」と言えるほど、安心して利用できる航空会社です。

そのため、最終的には自分の旅行スタイルに合った「搭乗時間」を最優先に考え、次に料金を比較して選ぶのが最も賢明な方法です。

往路と復路で航空会社を分けるのもアリ!

両社は「往復割引」を提供していないため、
往路はソラシドエア、復路はスカイマークといったように、片道ごとにより条件のよい航空会社を選ぶ柔軟な方法が有効です。

  • 「行きは午前中の便で現地に早く到着したい」→その時間に合う航空会社を選ぶ
  • 「帰りはなるべく遅くまで滞在したい」→遅い便を運航している会社を選ぶ

というふうに、スケジュールに合わせて選択することがコスパの高い旅に繋がります。

どちらか一方にこだわるのではなく、搭乗時間+価格のバランスを見て、その都度使い分けるのが“賢い選び方”です。
旅行の計画段階で、両社の公式サイトを同時に検索してみることをおすすめします。

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